vol.25「さくら」
2008.04.06
昨日、東急個展の作品を、送り出しホッとしている。
そのためか、近所の公園で、さくらを見たい気持ちになった。さくらは、今まで私のモチーフとなることは、考えられなかった。どこかありふれたモチーフであり、誰もがイメージする作品になることに対する、抵抗のようなものを感じていたからである。あまのじゃくなせいもあるかも、、、、、
けれど今日さくらを眺めながら、その自然な美しさに感動し、素直な気持ちで描きたいと感じた。
今回の東急は、初めての会場ということもあり、私の絵が受け入れられるか不安もある。
しかし、個展の結果はどうであれ、信じた道を歩み続ける強い意志を、決して失うことは、あってはならない。新たな感動ある対象に出会い、制作する事が歩み続ける力となる。
そしてさくらも、いつか新たな対象として制作する事になるだろう。