vol.63「新富裕層」
2013.08.18
新富裕層と呼ばれる人々がいるらしい、巨額な富をもつ人々が(多くは投資家)、高い税金から逃れるため、非課税な海外に移住するら人々を意味するらしい。ある投資家が「金を稼ぐことを考える以上に、どう残すかを考えるべきだ」と話していたが、いったいどれだけ残せば満足できるのか?(私ほどないのも問題であるが、、、)
そして残したお金を何に使うのか。芸術や文化に使い道を見出す投資家は昔に比べ減少しているように感じる、それは豊さの価値観が変化してきているからかもしれない。
そんな社会の価値観の中で、絵かきはこれからも厳しい社会状況の中で絵を描き続けなければならないであろう。
絵かきに多くのお金は必要ない、しかし自分の表現を、この社会で自由に追及し続けるためには最小限度のお金は必要である。
しかし金を残す以上に、感動あふれる作品を1点でも多く残したい。